ペットロスと向きあう

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ペットロスとは・・・

ペットロスは文字通り「ペットを失う事」である。ペットを失うと、様々な心身(精神的・身体的)の症状が起こることです。


私も犬や、魚などを飼っています。
飼っていたフェレットを亡くして、ペットロスを体験しています。

飼っているペットがなくなるのは、本当に辛いです。
今、辛い思いをしている人に、私は掛ける言葉はありません。
何も言えないです。
中途半端な慰めの言葉は、その人の目の前で消えるだけです。

散歩をしていると、「家もこの間、見送ったばかりだよ」と愛犬の陰を見ながら、うちの犬を撫でている人をよく見ます。


よく、もう二度と犬は飼いたくないって、言う人がいます。
それに対して


「ペットを飼うことは、ボランティアをすることです。
 いなくなっても、飼える環境があるのなら、もう一度、飼って下さい。
 多くの子を迎えてあげて下さい」        by 江原 啓之


だそうです。

と言うのも、いつまでも飼い主が悲しんでいると、ペットが飼い主のことを思う余りに、成仏せずに残ってしまう。

ペットにはペットの浄土があり、そこへは行かない。


「新しい子を迎えることは良いことです。
 その子は自分が亡くなったことが理解できます。 

 だから、前の子の食器はいつまでも、定位置に置かない方が良い。
 片付けるか、新しい子が来たのなら、その子に使わせるのは良いことです。
 そうすれば、変えるべき場所に帰れます。

 新しい子を可愛がってるのを見て、悲しむとか考えなくて良いです。
 兄弟はみんな、等しく可愛いと言うでしょう。
 どこの子もみんな、等しく可愛い。
 愛情に優劣はありません
 だから、気にすることはない」           by 江原 啓之


ペットの立場になって見ると、飼い主はどう映るのだろう?
そう考えると・・・

体があったときは、顔を舐めたりして気遣うことは出来た。
でも、体が無くなったら、心配をして見ているだけ。
そんなときに、新入りが自分の変わりに精一杯、頑張って愛情を注いでいる。
悲しそうな飼い主も、その子に励まされて笑うようになった。

きっと、そんな新入りに感謝をしながら、その場を去るのではないかな。

さあ、次はどの人と暮らそう。
お試し期間(ペットとしての期間)は終わったし、子が出来ないと泣く飼い主のところに、今度は子供として帰ろうかな。
それとも次のペットとして帰れるように、早く帰って予約をしないと。

なんて、考えているかも知れませんね。


子犬、子猫など、子の付く生き物は、世話に手間が掛かります。
目を離すと、大変なことが起こります。
でも、それって、新しい子と馴染むため、悲しみを忘れるため、神様の粋な計らいかもしれませんね。
悲しみの深い人ほど、手の掛かる子が来たりして、ってね。

本当なら神様も、憎いことをするな~。

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