最近、寺に行くことが多いですが、そこで気になることがあります。
その前に・・・
当方は、宗教とは関係の無い身分です。
と、断っておきたいと思います。
そんな信心の無い私でも、寺に行くときは線香、ロウソク、数珠、ライター、抹香なんかは携帯しています。
パワースポットとしてお参りをされる場合は、ご挨拶も兼ねて向かうため、これらの持参は普通だと思っていました。
・・・が、どうも違うようですね。
寺によっては、忘れた人のために線香や、ロウソクは売っています。
先日、清水寺の音羽の滝の光景でビックリしました。
ここの水は飲むと、ご利益があるということで、多くの観光客の方が並んでいました。
滝の裏、柄杓の置き場の横に観音様がいらっしゃいます。
多くの人が並んでいるにもかかわらず、誰一人として線香も、ロウソクも上げていませんでした。
数人は手を合わせてから、水を飲んでいらっしゃいましたが、人によっては水を飲むことに必死で観音様をスルーされる人が多かったです。
暑い夏に並び、早く、ご利益のある水を飲みたい気持ちは分かります。
料金も払っているので、そこから供養もされているのでしょう。
ですが、ご利益は観音様からの気持ちから生まれる物。
周りを見ずに、水を得るだけになっている人の心に、ちょっと心が涼しくなりました。
場所によるのでしょうが、とある寺のご住職とも話をしたのですが・・・
・門で一礼をして入る
・水屋が有る場合は、手を清める
・鐘がつける場所では、鐘を突く
・手に数珠を持つ
・納経される場合は、納経所に収め、本堂に向かう
・香炉があり、献灯台がある場合は、ロウソクと線香を上げる
*持参しても構わないとのことです
*防災の関係上、献灯、献香を断っている場合は、賽銭に+αする
・本堂に向かい、賽銭をする
・本尊前に鐘などの鳴り物がある場合は、鐘をつく
・合掌をし、読経をされる場合は、読経をする
ざっと、こんな感じらしいです。
強要はしませんし、こうでなければならないと言うルールはありませんが、線香はしておいた方が良いかと思います。
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