三度目の体外受精で娘さんを授かりました。姑はほぼ毎日、家に来ています。
生後三ヶ月のとき、不注意で熱いコーヒーを子供に掛けてしまいました。
突然の出来事に相談者はパニックに陥り、子供に何も出来ずに慌てるばかり。
見ていた姑が、彼女から孫を奪い取り、病院に駆け込んだようです。
幸い、子供は軽傷でした。
しかし、その後、姑が孫を手放さなくなった。
夫には姑に家に週一回で来るように頼んだ。
そんな中で娘が入院したため、姑に入院していることを連絡した。
病院にいる子供を見て思いあまった姑は、「子供を離したくない」と言って返そうとしなくなった。
その場はなんとか、親子で暮らせるように話が出来た。
その一件以来、また姑は家に通うようになり、今では子供の教育方針まで口を出すようになった。
今回の江原さんは厳しい口調でした。
この女性は働いているようです。
そこから話はスタートしました。
「自分の所有物として、子供を手にしたいだけ。
外に働きに出ているのは、自分のため。
お金は多く有れば言い、でもお金だけの問題じゃない。
自分の時間が欲しい。外に出て息抜きをしたい。
子供は親のそんな気持ちを知っている。
その歪みは後で出ます。
子供は親のそんな気持ちを知っています。
何かを犠牲にして生きている姿を、子供に見せるのが大事。
今の親は反面教師として知るために結婚をしたのです。
これは魂に大切なテキストと思いましょう。
相手には相手の人生がある。
相手の人生を見ましょう。
旦那にも先立たれ、一人で暮らしている老年の女性です。
彼女の楽しみは孫。
育て上げた二人の娘は、買い物依存になってしまい、頼りになるとは言えない。
年老いていても一人で、生きていかなければいけない人です。
過剰に出たのは、更年期もあります。
そんな女性を貴方はどう、感じますか。
寂しい人生とは思いませんか?
そう思えば強く相手には出られない。
お姑さんの情緒不安定は、更年期も入っている。
大人とは相手の人生を客観的に見られることです」(by 江原 啓之)
この方は実の母親とも上手くいっていませんでした。
その関係も冷たく、凍てついていた。
家族関係を持つってことを、知らずに生きていたんですよね。
そこから暖め直したり、これから色々とすることはあるようです。
そんな場合は一人で家で生きていたら、義理の親は重く感じるでしょうね。
構われることなく、一人で生きているから、心が重く感じられる気持ちは分かります。
でも、独りぼっちで、人は生きられないですもんね。
誰かの世話にならないように、生きるなんて無理ですから。
そう思うのは若気の至りってやつですね。